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用語・凡例解説、注意事項
このホームページ内で使用している用語について説明します。
1.用語の説明
① 雨量情報
② 水位情報
③ ダム情報
④ データ識別(フラグ表記)
2.利用にあたっての注意事項
1.用語の説明
① 雨量情報
用語 解説
雨量観測局 河川・ダム流域に観測局を設置し、テレメータで 管轄する事務所などへ雨量データを送っています。
時間雨量 1時間あたりの雨量です。単位はmmです。
10分雨量 10分あたりの雨量です。単位はmmです。
累加雨量 降り始めから累計した雨量です。6時間降雨がな いとゼロとしています。
② 水位情報
用語 解説
水位観測局 河川・ダム流域に観測局を設置し、テレメータで 管轄する事務所などへ水位データを送っています。
水位 河川などの水面の位置を観測局ごとに設定した基準面零点高からの高さで表した値です。 (したがって、一般に用いられる標高とは異なります。) 零点高のT.P.は「東京湾中等潮位」を、K.P.は「北上川」からの高さを表す記号で、 T.P. 3.0(m)などと表します。K.P.からT.P.への換算は、
T.P.=K.P.-0.8745mです。T.P.とEL(標高)は同じです。
水防団待機水位
(レベル1水位)
水防警報を行う河川において、水防団が出動するために待機する水位です。
氾濫注意水位
(水防団出動)
(レベル2水位)
水防警報を行う河川において、水防団が出動の 目安となる水位です。
洪水予報・水位周知を行う河川において、氾濫の発生に対する注意を求める水位です。
避難判断水位
(レベル3水位)
洪水予報・水位周知を行う河川において、市町村長の発令する 避難準備情報などの発表判断の目安となる水位です。
避難準備などの氾濫発生に対する警戒を求める水位です。
氾濫危険水位
(特別警戒水位)
(レベル4水位)
洪水予報・水位周知を行う河川において、市町村長の避難指示などの発令判断の 目安となる水位です。避難指示などの氾濫発生に対する対応を求める水位です。
計画高水位
(H.W.L)
堤防の設計・整備などの基準となる水位で、計画上想定した降雨から算出された 流量をダムなどの洪水調節施設を組み合わせて各地点の計画流量を決定し、それに 対する水位として決定したものです。
河川の計画上の水位なので、堤防が完成していなければ、この水位より低い水位で 氾濫などが発生する可能性があります。
③ ダム情報
用語 解説
ダム(堰堤) 水の流れをせき止めて水を蓄えるために、川や渓谷などを横切って 築いた建設物をダムと言います。
ダムを作る目的は、洪水を未然に防ぐため、 生活用水を確保するため、水力発電をするためなど、それぞれのダムによって さまざまです。
河川法26条(工作物の新築等の許可)の許可を受けて設置するダムで、 基礎地盤から堤頂までの高さが15メートル以上のものを「ダム」と言います。
貯水位 ダムに貯留している水位です。
全流入量 ダムに入り込んでくる水量です。
全放流量 ダムから流している水量です。
洪水時最高水位 洪水時、ダムによって一時的に貯留することとした流水の最高水位です。
最低水位 堆砂容量(一定期間(一般には100年間)にダム貯水池に堆積すると予想される 流入土砂を蓄える容量)に対応する貯水位のことです。
平常時最高貯水位 非洪水期にダムによって貯留することができる流水の最高水位です。
洪水貯留準備水位 洪水または洪水に達しない流水の調節を行う場合を除き、超えてはいけない水位です。
洪水期中は、台風などの大雨に備えて、洪水調節容量を確保するため、 平常時最高貯水位よりも水位を低下させています。
洪水量 ダム毎に定められていて、下流河川の整備状況などを考慮し、 河川水が河道内を安全に流下できるとした流量で、 通常年に1~3回程度起こる流量を設定します。
全流入量が洪水量以上となった場合に洪水調節開始となります。
貯水量 ダムに貯留している水量です。
空容量 ダムに貯留することができる容量です。
調整流量 大雨によって大量に流れ込んでくる水量をダムで調整した水量です。
事前放流 大雨などにより洪水が予測される場合、あらかじめ利水容量の一部を放流することで、 より多くの洪水調節容量を確保するものです。
貯水率(利水容量) 定められた利水容量に対する現在の貯水量の割合を示します。利水容量は一般に時期により異なります。
貯水率(有効容量) 有効容量に対する現在の貯水量の割合を示します。
④ データ識別(フラグ表記)
〇 有効値データの場合
マーク 表記 説明
(空白) 正常 正常なデータ
! 範囲異常 設定された上限値をオーバー、または設定された下限値に満たないデータ
& 変化量オーバー 設定された変化量をオーバーし、信頼できないデータ
? 一定値 データが変化せず信頼できないデータ
M 保守中 点検中時などで意図的にデータを固定
@ 欠測を含んだ
計算値
流域平均、日集計値などで欠測を含んだ計算結果
(空白) 再計算 再計算によるデータ(正常表示)
〇 無効値データの場合
マーク 表記 説明
--- 計画 将来計画のデータ
c 閉局
(休止中)
雨量局などで冬期間に閉局する場合
保守中 観測装置、センサーなどの点検中でデータが無い
- 観測項目無し 随時、定時などで収集されない局のデータ(無効データ)
(空白) 観測データ無し 計算に必要なデータが不足し計算不能
(空白) データファイル
未作成
データがファイルに格納されていない状態(未受信)
* 欠測 テレメータからの入力データで符号エラー検出、またはテレメータからの データ無受信の場合
! 範囲異常 観測装置側でオーバースケール検出、またはアンダースケール検出場合
2.利用にあたっての注意事項
本システムで提供しておりますデータは、宮城県土木部と国土交通省東北地方整備局、 気象庁が観測したものを提供しております。
なお、メンテナンスなどの都合により最新の情報提供が行えない場合があります。
本システムで提供される情報は、テレメータから送られてくるデータを 観測後直ちにお知らせする目的で作られています。
そのため、観測機器の故障や通信異常による異常値がそのまま表示されてしまう 可能性がありますので利用の際にはご注意下さい。
本システムで表示されるページは、 iPhone8(スマートフォン端末) 、 PC機器(Microsoft Internet Explorer バージョン 11.0) で動作確認を行なっております。
なお、スマートフォンの操作、PC機器(ブラウザ)の操作などに つきましては各機器のヘルプなどをご利用ください。